手塚治虫「火の鳥」展
-火の鳥は、エントロピー増大と抗う
動的平衡=宇宙生命の象徴-
会期: 2025年3月7日(金)~2025年5月25日(日)
会場: 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
観覧料: [平日] 一般 2,300円(2,100円) [土・日・休日]一般 2,500円(2,300円)
[先行プレミアムチケット(特典なし)]一般 2,100円
前売販売期間:2025年2月6日(木)10:00 ~2025年5月25日(日)20:45
火の鳥の漫画の巻数は全部で11巻
『火の鳥』は、それぞれ異なる時代やテーマを扱った物語で構成されています。
- 黎明編: 原始時代を舞台に、人間の進化と野望、そして「火の鳥」の存在が描かれる。
- 未来編: 遠い未来が舞台で、不死の力を求めた人間たちの葛藤と文明の行方が描かれる。
- ヤマト編: 古代日本が舞台となり、戦と愛の物語が展開される。
- 宇宙編: 宇宙を舞台に、異なる種族の出会いや摩擦が描かれる。
- 鳳凰編: 飛鳥時代を舞台に、芸術と生命の価値について探る。
- 望郷編: 宇宙を漂う人々の孤独と希望をテーマとする物語。
- 乱世編: 室町時代を舞台に、人間の欲望と運命が交錯する。
- 復活編: 近未来で、不死の技術と倫理的な問題に焦点を当てる。
- 生命編: 生命そのものの起源と進化について哲学的に探求する。
- 異形編: 人間の外見や内面に関するテーマで、人間らしさを問いかける。
- 太陽編: 古代から未来までの壮大な時間の流れを描きつつ、不死の火の鳥の本質に迫る。
それぞれが独立した物語でもありながら、全体を通じて「火の鳥」の存在とその象徴的なテーマ(不死、生命の輪廻など)がつながっています。
企画:福岡伸一
福岡伸一氏は、日本の著名な生物学者であり、作家としても活躍されています。1959年に東京都で生まれ、京都大学で農学を学び、博士号を取得しました。その後、ハーバード大学やロックフェラー大学で研究を行い、現在は青山学院大学の教授を務めています。
彼の研究分野は分子生物学で、特に「動的平衡」という概念を提唱し、生命の本質について新たな視点を提供しています。また、彼の著書『生物と無生物のあいだ』はベストセラーとなり、科学と哲学を融合させた内容で多くの読者を魅了しました。
さらに、福岡氏はヨハネス・フェルメールの熱心なファンとしても知られ、美術や文化に関する活動も行っています。
コメント